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不安を持つことは大事

看護師ブログ

3年目~5年目の若いスタッフと面接をしていると、
「自信が無いんです」
「不安です」
という言葉をよく耳にする。

昔は「不安があるという事は勉強不足」「経験不足」だと思っていたが、最近は違うと考えるようになってきた。

 

この「不安」というものは非常に大事である。

それだけ「現場」が見えてきた証拠である。

不安がある人は「他人の意見」に耳を傾けるようになる。
他人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくなかで成長していく。

「初めから才能がある人」とか「自信のある人」「できると勘違いしている人」に共通しているのは、「他人の意見を聞けない(聞かない)」ことである。

初めからできる人なんていないはずであるが、できるように見える人もいる。

 

こういう人は、自分で自分に蓋をしてしまい、他人の意見を聞くことができず、最終的にうまくいかなくなる。

そして、「私はできる」と思っているが故に、失敗の原因が自分にあると思えない。

 

要するに「最後は失敗する人」である。

 

 

成功する人は必ず「不安」を持っている。
その不安を解消するために、他人の意見をよく聞いて、成長していくのだ。

若いスタッフが「不安です」と言ってきたら、「素晴らしいね!」と言ってあげよう。

「私には才能が無いんです」と言ってきたら、「才能がないからこそ、人の意見が聞けるし、新しい道が開けるんじゃないの?」と言ってあげよう。

不安から逃げようとすればするほど、不安は大きくなる。
思い切って不安の中に飛び込めば(不安を解消するアクションを起こせば)不安はそのうち消える。

不安を持っている人は伸びしろがある。

 

mede
mede

伸びしろですねぇ~

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この記事を書いた人

【めで師長】
ある総合病院で看護師長をやっています。
看護師経験は20年以上で、精神科・ICU・内科病棟の経験があります。

Twitterで書ききれない内容をブログの中で好き勝手書いています。
このブログが誰かのお役に立てれば幸いです。

※ブログの更新は不定期です。

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