人が足りない

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

人が足りない・・・

2020年8月28日

医療現場において、「人員不足」は日常的である。
「人が多い」と感じることは殆どない。

どこもかしこも「マンパワー不足」と叫んでいる。

有名な話の中に、『2:6:2の法則』というのがある。
聞いたことがある人も多いと思うが・・・

優秀な人2割
普通の人2割
できない人2割

また、

『全体の2割の人で80%の生産性を確保している』とも言われる。

必死で働く人2割
普通に働く人2割
サボる人2割

とも言える。

この『できる人の2割』や『必死で働く人の2割』だけを集めても、この中で「2:6:2」になるらしい。

人間というのは面白いものである。

 

こう考えると、2割の人は「忙しい」と言い、6割の人は「それなりに仕事がある」と感じ、残り2割は「さほど忙しくない」と思っているのかもしれない。

「マンパワー不足」は実際にあると思うが、「何が適切なのか」を知っておかないと失敗する。

「今まで8人いたのに、6人になった・・・だから人が足りない」という事ではない。

では、「8人が10人になったら多すぎるのか?」というと、それでも「足りない」と言うかもしれないし、一度10人にして、8人に戻すと、今度は「足りない」と言うだろう。

 

つまるところ、「足りている」「足りていない」は感情的なものであることが多い。

患者さんを均等に5人受け持てば良いというわけでもない。
5人のうち、1人が重傷者なら「足りない」となる。

 

現場の管理者はこの判断を常に考えておかなければならない。
どこを基準として「足りている」「足りていない」というのか。

看護部長クラスの人たちは「頭数」でしか把握しようとしない。
「受け持ち患者数」だけで看護師の数を振り分けようとする。

 

「重症な患者がいる」
「認知症がある」
「不穏患者がいる」

という、「手がかかる重さ」まで見ようとしない。

「現場の『足りない』」と「上の人間が言う『足りている』」の乖離は常に生じるものである。

現場の管理者(師長)の手腕はそこにあり、それをどう伝えていくかが問われる。

忙しい中でも「データ」を出さないと客観的に見ることはできない。

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