師長ブログ

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護) 生活

『一生懸命』やってはダメ

2020年12月2日

 

「一生懸命やって下さい」

「精一杯頑張ってください」

「できるだけ早めに・・・」

 

このような言葉を日常的に使っている管理者は、いわばマネジメントをやっていない。

管理者は「ここまでやれば及第点」という点を示さなければならない。

 

「ありったけの資料を集めて」などと言われたら、指示を出された方は、どこまでやってよいのか途方に暮れ、安心できない。

遅くまで残業し、肉体的にも精神的にも披露し・・・しかも成果が出ない。

 

ある一定の目安を明確にしておけば、「金曜日までには終わりそうなので、今日は早く帰ろう」と調整することができる。

言われたスタッフも、体調を管理できると効率が上がる。

 

 

私の好きな「山口 周さん」が『外資系コンサルの知的生産術』という本の中で、以下のように述べている。

プロフェッショナルというのは、常に100%を目指すものだと考えている人がいますが、この考え方は完全に間違っています。

そんな事をしてもプロフェッショナルとしてのキャリアは全うできません。

プロフェッショナルというのは80%の力でクライアントを継続的に満足させられる人のことです。
常に100%の力を出そうとするのはむしろアマチュアです。

 

そう。

 

100%全力で・・・という人は『アマチュア』レベルなのだ。

 

この本の中で、「プロ野球」と「高校野球」の例で述べられているが、高校野球は毎回全力で試合をやろうとするが、プロは最小限の力で勝とうとする。

 

継続して成果(結果)を出すことに注力するのだ。

 

 

アホな管理者は「一生懸命」という「気持ち」にこだわる。
「気持ち」が全く無いのも困るが、気持ちだけで乗り切ろうとするのは、学生気分が抜けていないだけである。

 

できる管理者は「生産性」や「効率」を考える。

頭では理解しているかもしれないが、できていない管理者は非常に多い。

 

「生産性が大事」「無駄を省いて・・・」と口で良いながら、「できるだけ早く」などと言う。

 

完全にドンブリ勘定で、自分基準で話をするのは周囲が混乱するだけだ。
そして、成果が出ない原因を「部下のせい」にしてしまう人の何と多いことか・・・

 

『一生懸命』という言葉は聞こえは良いが、実はあまり良いものではない・・・という事も頭に入れておこう。

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