「身だしなみ」は整えておきなさい。
看護師なら一度は耳にしたことがあるような言葉だと思う。
人間というのは勝手に「イメージ」を持つ
- 男性が「長髪」で「茶髪」だったら、軽い人間
- 女性で「赤い」髪の色の人は「こだわりが強くてワガママ」
- 白衣のボタンを外している人は「だらしない」
など・・・
外見の「一部」を見て、その人が信用できるかどうかを判断する。
アナウンサーは「身だしなみも会話のうち」と考えているそうだ。
外見(身だしなみ)はノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)の1つと考えている。
つまり、「会話」をする前から「会話」は始まっているのだ。
特に、初対面のシーンでは、相手の情報が少ないので、「身だしなみ」から判断される。
だからこそ、意識して整えていく必要がある。
- 白衣の汚れ
- 髪の色・長さ
- 靴の汚れ
がパット見て気づきやすいが、意外と大事なのが「手元」である。
爪が汚い・伸びている・場にそぐわない指輪・ネイルなどは相手を興ざめさせる。
「手荒れ」があると「大丈夫かな?」と思ってしまう。
手元は「男性らしさ」「女性らしさ」が出るパーツである。
普段の手入れがものを言うのである。
身だしなみが悪いと、相手はその部分を気になってしまい、話に集中できなくなる。
話を聞きながら、「この人の爪、汚れてるな~」「爪が伸びすぎじゃない?」などと考えていては相手の話が頭に入ってこない。
つまり、説明を正しく聞いてもらえず、先日書いた「言った」「聞いてない」が発生しやすくなる。
身だしなみを整えることで、相手に信用してもらえ、話を聞いてもらえる可能性が高まる。
仕事をする上で、効率が非常に良くなる。
服装や髪型だけでなく、手元にも注意を払ってみよう。
新しい世界が広がるはずである。