勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

『年休消化』のリスク

2020年6月18日

今のうちに『年休消化』を・・・

そう言われて何となく腹立たしいのは私だけでしょうか?

新型コロナウイルスの影響で、病院全体の患者が減っている。
全国で8割の病院が収益減らしい。

今まで「来る必要のなかった患者」がたくさん来ていたという事かもしれない。
もしくは、「予防」により体調が安定しているのか・・・

 

何れにせよ、おかげで病院は余裕を持って仕事ができている。

そんな中、『副看護部長』から「今のうちにスタッフに年休をあげて」
「どんどん帰していいから」と言われた。

4月に新人が入職し、今こそ『教育』を充実させるべきじゃないのだろうか?

今まで取れていなかった『年休』を一気に返すつもりかもしれないが、
「一気に返す」と必然的に現場のスタッフは減り、病棟はバタバタし、サービスの質は落ちる。

更に、残されたスタッフの仕事に対するモチベーションが下がる。

「頭数」や「数字」しか見ていない人たちは、
現場のデメリットに対して想像力を働かすことができない。

何が「患者サービス」だ。

結局、人数をギリギリにして、患者サービスの質を落とそうとしている。

何も考えない師長は「はい」と言い、
すぐに現場スタッフの人数を減らすのだろうが、私はそのつもりは毛頭ない。

現場の流れを読んで、当日のメンバーを見て決める。

 

今のうちに『教育』を充実させ、次の波に備えるべきだ。
普段できない『看護』を行い、自分たちの仕事が価値あるものだと感じる時間だ。

入院患者が少なくなったからと言って、仕事から引き離す必要はない。
スタッフは「コマ」ではない、これから医療現場を支える「原石」なのだ。
やるべき事はたくさんある。

もちろん、全体的に落ち着いているなら午後から帰宅の許可を出す。
翌日の入院が来ないとわかっているなら、翌日の人数を調整する。

 

何も考えずバカバカと年休を与えてしまうと、その後の「気持ち」が付いてこなくなる。

「あの時は良かった」症候群だ。

何でもそうだが、「限界効用の逓減」は頭に入れておいたほうが良い。
「サプライズ」は嬉しいが、それが「当たり前」になると幸福感は消える。

条件を良くする事でスタッフを止めようとしても上手くいかない。

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