勝手に言いたいこと

看護師の年休消化

2020年6月15日

看護師の「年休」はたいてい「流れる」。

「おかしいじゃないか!」と声を荒げたくなるが、これが現実。
法整備でもしない限り、この現状は続くだろう。

私はもう諦めているし、そもそも配布される年休が多すぎると思っている。
40日という数字を見るから「少ない」と思うのだ。
はじめから「ゼロ」と思っていれば、何の問題もない。

公休があるから、十分に休めている。

 

まだ看護師になっていない人で「休みが欲しい」と思っている人は覚悟しておいたほうが良い。
「おかしな事」がまかり通っているのが社会。

しかし、年休ってどれくら取れているのでしょうね?

私の場合、30日以上は毎年「流れて」いる。

日給が2万円として、60万円くらいは捨てている感じかもしれない。
組織によってさまざまだと思うが、消化の格差は大きそう。

 

昨年の4月から「5日以上の年休消化」が義務付けられた。

看護管理者は躍起になって「5日づつ」スタッフに与えているが・・・
よく考えるとおかしくない?

病院から20日年休もらっている人も、40日年休もらっている人も「5日?」
「5割」とか「8割」とかやるべきじゃないのかな?

コレやると、診療報酬の条件を満たせずに、
誤魔化しに入る病院はたくさん出るだろうけど・・・

 

そもそも、「人が足りない」んですよ。

20年前に比べて、明らかに高齢者は増えているし、
家族は来ないし、教育は『濃く』なっているし、チェック項目は増えている。
そして看護師が苦手な「電子カルテ」で時間がかかっている。

ハード面はどんどん変わっているのに、
ソフト面(人)がそれに追いつかず、整備されていない。

10年・20年前と同じ仕事をやるのは「無理がある」と気づくべきだ。

先日書いた「ゆでガエル」の話と同じ。

「2時間ごと」が好きな看護師

2時間毎の体位変換

2時間毎のおむつ交換

に命をかけている施設もまだ多いんじゃないかな?

「だって、2時間毎って決まっているじゃん」
「褥瘡できたらどうするの?」
「倫理に反する」
「エビデンスがない」

など「正義」を振りかざして大声だす人もいるんだろうけど、もう少し俯瞰して見て欲しい。

 

ずいぶん前から

「マットレス」は進化している。

「おむつ」も良くなっている。

医療はガイドライン化が進み、「点滴の内容」や「栄養剤」も良くなっている。

全てにおいて「質」は上がっている。

 

私たちは、その進化に合わせて「評価」して「変化」させてきたのか?

 

という話。

 

そもそも、物品の「改良」に「研究」や「論文」が追いついていない。

「エビデンスがない」と言われれば、それまでだが、
医療者の「エビデンス」は研究任せだというカラクリも知っておくべきだ。
「現場の実績」を「研究」としてまとめなければ「エビデンス」とされない。

エビデンスはある方が良いが、エビデンスが無ければやってはいけないわけではない。

 

看護師の中には「体位変換を減らす」=サボっている と単純に考える人もいる。
「おむつ交換を頻回にする」=ケアが行き届いている と信じている人もいる。

 

深夜帯に体位変換を行う事で患者の睡眠は削られている。
尿とりパッドは「進化」したのに、「1回しか排尿されていないパッド」を交換される現状。

だって、「出てる」と知ってしまったら変えないとダメでしょ。。。
という思い込み。

これにより、大量のコスト(おむつ代)とゴミ(おむつゴミ)、看護師や介護士の労働力・・・
ムダに局部をさらされる患者の精神的な負担。

が発生している。

考え方は人それぞれなので、別に「こうしなさい」とは言わないが、
もう少し自分たちで考えてやり方を変えたほうが良い。
そもそも、「足りない人数」で「無理な仕事」をやっている方が患者に迷惑をかける。

 

認知症のケアで困っているのは患者ではなく自分たちだ。
自分たちが困らないようにする工夫は自分たちでやるしかない。
「誰かがやってくれる」日は来ない。

それに、「人を増やして欲しい」と言ったところで人は増えない。

そもそも、病院の上層部(管理者)は人を増やすつもりなんてない。

口では「うんうん」と言いながら、「これ以上人件費はかけられない」と考えている。

今いる人数で、今いるメンバーで工夫するしかない。
これがカイゼン。

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