師長ブログ

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

悟られてはいけない

2020年11月2日

 

先日、テレビを見ている時、「笑点」の師匠から言われた言葉・・・というものがあった。
(何のテレビだったのか忘れてしまったのだが・・・笑点の運営を任されている女社長の話だったと思う)

 

その「笑点」の師匠は、「悟られたらいかんぞ」と部下に言っていたらしい。

 

どういう事かというと、「笑点」というものは娯楽であり、生活必需品ではない。
簡単に言えば、「無くても良いもの(生きていける)」である。

なので、「無くても良い」と悟られてはいけない。
それくらい、生活の中に自然に溶け込んでなければならないという教えである。

 

私はこの映像を見た時、「師長も同じかもしれない」と思った。

 

私たち師長は「現場」にあまり入らない。
主に「ヒト・モノ・カネ・時間」の管理を行っている。

ハッキリ言えば、現場にいなくても現場は何とかなるものである。

もちろん、バランスを取ったり、突発的な出来事の対処は師長がやった方が早いし上手くいく。
それだけ権限を与えられているから当然である。

しかし、ケア現場を回しているのはスタッフである。

 

この事をすっかり忘れて、偉そうに足を引っ張る師長が後を絶たない。

 

スタッフがミスをした時に大声で叱り、スタッフのモチベーションを下げるような師長もいる。

 

師長の仕事は生産性の向上である。
スタッフのモチベーションを上げ、安心してケアに取り組める(質の高い医療を提供できる)ような環境を作るべきである。

ミスをした時は、一緒に考え、励まし、次に繋げられるようフォローするべきである。
個人の「できない部分」を指摘するのはナンセンスである。

 

ヒトは「できない部分」を指摘された時、落ち込み、モチベーションが下がる。
それに加えて、「威圧的な」態度や「犯罪者扱い」するような発言がそこにあれば、仕事に向かいたくなくなる。

 

もし、それが原因でスタッフがメンタル不調をきたせば、師長はシフトから考え直さなければならない。

自分で自分の首を締めるようなものである。

 

いくら「イラッ」ときても、「またバカなことをやって・・・」と思っても、それを悟られてはいけない。

上手に「次に繋がる勇気」を与えるべきである。
「師長の機嫌が悪い」などと噂されるようになったら終わりである。

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