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仕事が楽しいわけ

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仕事を楽しんでいるか?

個人的に看護の仕事楽しいと思っている。

Twitter界隈で看護師が「仕事に行きたくない」と言っている書き込みをよく見る。
それに対して、「やめちまえ~」と煽る人々がコメントしているが、私も「やめちまえ~」派である。

仕事が嫌なら辞めればいい。

それだけ。

いちいちTwitterで吠えることでもないと思うし、
人生において良い経験になったと思えば何も勿体なくない。

 

人はなぜ仕事をするのか?

仕事に関する「古い約束事」は

私が働くのは、給料を受け取るため。
その給料を使って、私は物を消費する。
そうすることで、私は幸せを感じる。

つまり、所得を増やし、消費を増やすことを追求する発想。

しかし現在では、この発想の土台はゆらぎはじめている。

両親が遅くまで残業し、週末に出張する生活がどういう経験かを知っている世代が働きだしている。
親と違う「働き方」を望まない人たちも出てきている現状がある。

 

だからこそ、「合わない」仕事にしがみつく必要はないと思う。
仕事は好きなこと(分野)であるべきだ。

看護師を辞めることが「勇敢」であるかのような書き方も散見するが、
合わない人は早く離れて、他の世界に行くべきだ。

その人が悪いわけでもないし、看護職が悪いわけでもない。

 

ただ、どの世界も「楽な仕事」はない。
そして、必ず「辛い」「きつい」という日は来る。
「合う」「合わない」はあると思うが、「楽そう」「給料が良い」では続かない。

 

看護学生の頃に、「エイブラハム・マズロー」の発想を学ぶ。
看護師には「マズローの5段階欲求」と言ったほうが馴染みがあるかもしれない。

低次の欲求が満たされて、はじめて人間は高次の欲求を満たすために行動するようになる。

お金のために働いていた人たちも、ある程度のレベルになれば、

「私が働くのは、同僚と楽しく過ごすため」
「私は働くのは、専門技能を高めるため」
「私が働くのは、自分のポテンシャルを開花させる機会を得るため」」

となるだろう。

そういう意味で、「お金」は安全の欲求(低次の欲求)を満たすに過ぎない。

 

お金があれば幸せが増えるのではないか。

そう考える人も多いが、様々な研究や事例から言うと、これは違う。

給料が増え、消費が増えても、「幸福感」が増えるわけではない。

経済学の分野では「限界効用の逓減(ていげん)」という言葉で説明されている。
興味のある方は調べて欲しい。

私達は「消費」より「経験」に価値を置く生き方へシフトしたほうが幸福に感じるのだ。

それでも、「●億円あったらいいのになぁ~」と思うこともあるが・・・(笑)

結局、現状が一番が幸せなのかもしれませんね。

さて、今日も仕事を楽しみましょう☆

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この記事を書いた人

【めで師長】
ある総合病院で看護師長をやっています。
看護師経験は20年以上で、精神科・ICU・内科病棟の経験があります。

Twitterで書ききれない内容をブログの中で好き勝手書いています。
このブログが誰かのお役に立てれば幸いです。

※ブログの更新は不定期です。

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