すべての事に言えると思うが、「行動しないと何も変わらない」
- 考えるだけ
- 言うだけ
- 批判するだけ
では、何一つ変わらない。
必ず「行動」が必要になる。
もうかれこれ5年以上前になるが、ICUに配属している時に感じた事がある。
『1つクリアしたら1つ課題が見つかる』という事だ。
例えば、「人工呼吸器の勉強をやろう」と始めた時、
人工呼吸器とは何をやっているのか・・・という概論から入る。
はじめにぶつかるのが『胸腔内(生体的な)陰圧』と『人工的な陽圧』
そして、PEEP・・・
始めてみて、自分がどれだけ無知だったのかを思い知らされる。
要するに、勉強すればするほど課題が増える。
そういう小さな部分をクリアしながら、血肉となる。
大きなもの(概要)を知ると、小さなものが見えてくる。
生活の中では「草取り」も似ていると思う。
庭の草取りをする時、「大きな草」を取っていくと、
今度は「小さな草」が目につく。
今まで気にならなかった部分が気になって来るのだ。
何となく「こういう事でしょう」と知っているだけではダメなのだ。
実際にやってみて、「あれも、これも」を知って、初めて『知った』と言える。
そこには行動が必要であり、行動なしには知り得ない。
管理の仕事も同じである。
ファーストレベル、セカンドレベル、サードレベルで学んだ知識を持っていても、自分の組織内でやってみないとわからない。
「こうすれば上手くできる」という答え(理論)を知っていたとしても、
実際にやってみると、思わぬ方向に向かう。
算数の問題とは違う。
解き方を知っていても、できないのだ。
一つ一つの壁に向き合い、一つ一つクリアしていく事で、気がつけば良くなっている。
世界はこうして作られているのだと思う。
さあ、今日も壁と向き合って楽しもう☆
そして、新しい課題を見つけよう♪