看護師は本を読まない人が多い
「本を読む人が減っている」とどこかで聞いた。
私は年間80冊~90冊程本を読むが、確かに、周囲で「本を読む人」は少ない。
1年間は52週だから、1週間に1冊読めば52冊/年が読める。
1週間に2冊で104冊/年。
私は1週間に1.5冊程度か。。。
今は偉そうに「本を読んでいる」と言っているが、昔はこんなに本を読んでいなかった。
自分自身を過信していたし、自分以外の考え方に興味がなかった。
なにせ、本を読むことさえ「面倒くさい」と思っていた。
だから、本を読まない人の気持ちもわかる。
しかし、ある程度歳をとってくると、自分自身が「子供のまま」である事に気づく。
ニュースで言っている事が理解できなかったり、
会議に出たときに「言葉」がわからなかったり、
パッと流れる「横文字」がわからなかったり・・・
「大人な人たち」と付き合っていくには「自分が大人になるしかない」という事。
そう考えはじめてから、本を読むようになった。
そして、本の中に出てくる「わからない言葉」を調べて自分でも使うようになってきた。
このように「大人の勉強」を始めると、自分がいかに出来が悪いかがわかる。
そして、次々に出てくる新しい言葉に押しつぶされそうになる。
小さい頃、親から「勉強からは一生逃れられない」と言われたことがある。
学生の頃は「ここの勉強が終わったら勉強しなくて良い」と考えていたが、
今ではその意味が分かる。
勉強を続けてないと、どこかで詰む。
看護師として働いているが、自分が勉強していない事で、患者を助けられない事があるかもしれない。
逆に、自分の知識が患者の命を救うかもしれない。
「ちょっと待って下さい、ググって調べてきます」じゃ間に合わない。
知識は身につけて初めて生きるのだ。
社会人になると「習っていない」「聞いてない」は理由にならない。
誰も教えてくれないから、自分で必要な勉強をやるしかない。
「聞いてない」は自分の情報収集不足だし、「知らない」は準備不足。
日頃から必要な知識を何度も復習して身につけておかないと「いざ」という時に尻込みすることになる。
看護師という職業を続けるならば、早晩、勉強はやらないといけない。
話はずいぶん逸れたが・・・
(適当に書き殴っているから許してほしい)
今日のテーマは「本を買うだけの人、読むだけの人」だった。
本は買うだけでもダメ、読むだけでもダメ
という事が言いたかった。
「私この本、買いましたよ(持ってます)」
「私もこの本読みました」
という声を聞く。
私もよく言っているのかもしれないが。。。
これだけではダメだ。
「その本を自分の生活(仕事)にどう生かしているか」が大事で、
生活に生かしてないなら、読んでいないのと何ら変わらない。
本を読んだら、その本を生活や仕事に活かそう!
そうして人はアップデートされていく。
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