先日、Twitterで「i-Phone」についてつぶやいた。
院内のPHSがi-Phoneに変わったのですが、電池の持ちが悪くて、途中で充電しないといけません。(それくらい電話ばかり…(汗))
今までのPHSなら充電無しでも3日持ったのに…
見た目は進化していますが、中身は退化しています。
— めで師長@看護師ごときが勝手な事言います (@mede20201) May 27, 2021
病院(院内)のPHSがi-Phoneに変わって、個人的には大変迷惑している。
そもそも、私は昔からi-Phoneが嫌いで、今回のことで更にi-Phoneが嫌いになってしまった。
i-Phoneを使っている人は多いので、人気がある事は知っているが、個人的には「使いにくい」と思う。
「合わない」という言い方の方がぴったりくるのだが、私の「直感」と合わないのだ。
『生理的に合わない』というのはこういう事かもしれない。
プライベートで使っているAndroidスマホの方が直感的に使いやすい。
「はじめからAndroidだからでしょ?」と言われるかもしれないが、初めて触ったスマホはi-Phoneなので、はじめからAndroid派というわけではないことも書いておく。
話がズレたが、i-Phoneに恨みを持っているわけではない。
普通のボタン式のPHSで何も困っていなかった。
軽いし、動きは早いし、2ボタンで電話がかけられる。
折り返しは「履歴→通話ボタン」で良かった。
ところが、i-Phoneに変わって必要な動作が変わった。
電話をかけ直すのに、
ホームボタン
↓
パスコード入力(4ケタ)
↓
アプリを選択
↓
履歴ボタン
↓
選択
↓
電話番号をタップ
でようやく通話に入る。
最低でも8回ボタンを押すことが必要になる。
これがAndroidであっても、同じなのだろうが、とにかく、院内PHSにスマホは要らない。
時代の進化とともに情報管理やデバイスが増え、進化しているのか退化しているのかわからなくなっている。
病院の待合室でも多くの患者さんがスマホを見て過ごしている。
先日、70代(と思われる)患者が、Bluetoothのイヤホンで動画を見ていた。
私たちは、デバイスを使いこなせるようになって「賢く」なったつもりかもしれない・・・
しかし、逆にそのデバイスに時間を多く取られているのだ。。。
慎重に時間を使わないと、デジタルデバイス達に時間を搾取されてしまう。
私の人生はどんな人生だったのだろう?
楽しかったのか?
自分の頭で考えて生きたのか?
ROM(Read Only Memoly:見るだけ)で生きてきたのか?
自分たちの『選択』を『他者』に依存してはいないだろうか?
自分が選ぶ『好き』は『周囲の声』に合わせていないだろうか?
想像して少しぞっとした。
どうでも良いが、この病院PHSのiPhone・・・
何とかしてもらえないだろうか?