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「一生懸命な姿」を周りに見せよ

看護師ブログめでろぐ

 

年末から年始にかけて、テレビでサッカーの試合が流れていた。

高校生のサッカー大会だったのだが、ボールを必死で追いかけ、自分の全力を出して技を競い合いながら相手の隙を突いてゴールを目指す姿を見て感動した。

紅白歌合戦では、それぞれの歌手が自分たちが突き詰めてきた音楽を必死で伝えようとしていた。
「音楽の力は偉大・・・」とテレビで司会者が言っていたが、紅白歌合戦までたどり着いた道のりを想像すると、努力に努力を重ねた末の結果であると感じた次第である。

 

また、箱根駅伝もドラマを感じた。

私はどこか特定のチームを応援している訳ではないが、必死に走る姿は今まで積み重ねてきた努力を想像させ、感動を覚えた。

 

 

彼らに共通していたのは「一生懸命」を見せていたという点である。

人は一生懸命努力している姿に感動する。

どれだけ技術が優れていても、どれだけ頭が良くても、そこに「一生懸命さ」を感じなければ感動はしない。

必死で頑張ろうとしている姿、必死で取り組んでいる姿に感動するのだと思う。

 

私たち医療者も同じである。

どんなに頭のキレる医者でも、できの良い看護師でも、「丁寧さ」「一生懸命さ」を見せられない人は信用されない。

結局、信用されるか否かは「態度」なのだ。

人は見た目が9割」という本がある。

他人は外見から判断する。

「どれだけ優れた人間か」は外見から判断される。

一つ一つの動作が丁寧か
目を合わせて話しているか
声はハッキリと出しているか

要は、相手に対して、大切に思いながら、丁寧に対応しているか・・・が問われる。

 

普段から「一生懸命やっている姿」を見せる人は、周囲が応援してくれる。
仕事が忙しい日でも、一つ一つの業務を大事にする姿勢は、周囲から信頼を得る。

看護師はマルチタスクとスピードが求められる職業であるが、
そこに「一生懸命」が加わると、クオリティを感じる。

「一生懸命」はクオリティを上げる要素である。

質の高い看護は、私たちの『態度』が作り上げるものである。

 

一生懸命やっている姿をシッカリ見てもらおう。
周囲が手を貸してくれるはずである。

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この記事を書いた人

【めで師長】
ある総合病院で看護師長をやっています。
看護師経験は20年以上で、精神科・ICU・内科病棟の経験があります。

Twitterで書ききれない内容をブログの中で好き勝手書いています。
このブログが誰かのお役に立てれば幸いです。

※ブログの更新は不定期です。

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