過去の記事にも書いたが、
「先に言うと説明、後で言うと言い訳」
という言葉は常に頭の中に入れておいたほうが良い。
世の中は常に動いている。
「事前に伝えておく」という事は、とても大切なことである。
昨年12月の中旬、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、
当院でも急遽「面会禁止」になった。
それまで10分程度の面会は許可されていたのだが、突然『面会禁止』となった。
病院側の判断であったが、伝達には時間がかかる。
面会に来られた家族から、「聞いてない」とクレームが入った。
人は「期待」を裏切られると「腹が立つ」ものだ。
この場合、『理論』ではない。
『感情』なのである。
先に伝えれば、理論的に話せる。
要は説明が効くのだ。
納得してもらえる事が多い。
しかし、後で言えば「感情」が絡むので、言い訳をする形になってしまう。
言い訳はとても難しい。
私もつい最近、ガッカリした出来事がある。
毎月、勤務表の希望を15日に締め切り、20日にスタッフへ提示しているのだが、
19日に突然、「来月の10日、◯◯さんを日勤にしてください」と看護部長室から連絡が入った。
私は、19日には一通りチェックして、印刷してスタッフに配布する準備が完了している段階である。
勤務表はもうすでに完成していたのに、再度調整が必要になった。
看護部長には悪いが、「伝達が遅い」と物申させてもらった。
「20日に提出(1日前)だから間に合うでしょう」と言われたが、そういう問題ではない。
こちらはスタッフのために、早めに提出できるよう万全の体制で準備しているのだ。
私だって忙しい中、時間を見つけて作っているのだ。
現場師長の足を引っ張るのはやめていただきたい。
しばらく1人で腹を立ててていた。
(大人気なくて申し訳ない)
何事も「早めに伝えること」が一番良いのである。