看護師教育は褒めることが第一
以前にも、記事にしたが、昨今の看護師教育は「褒めろ」と言われる。
とにかく、褒める。
ダメと思っても褒める。
できなくても褒める。
様々な研究から「褒めることが良い」と言われており、結果的に成果があがるらしい。
個人的には半々な気持ちであるが、経験上「怒る」より「褒める」方がその後の改善には役立っていると思う。
なので、「褒める」ことは、生産性を上げる上で良いことだと思っている。
加えて、私は「すごい」を多用するように意識している。
「子育てネタ」から知ったのだが、
「よくできたね」と言われた子供より、「すごいね!」と言われた子供のほうが、次に取り組むやる気が良いらしい。
「よくできたね」というのは、「できないと思っていたけど、できたんだね」というちょっと上から目線を含み、
「すごいね!」は「驚き」を含むのだそうだ。
言われてみれば、「すごいね!」と言われたほうが、
「またやってやる」「もっとやってやる」と思う気がする・・・
実はこれ、特に「男性」に効果があるようだ。
男性は頼りにされると断りにくい性質を持つ。
「すごい!」と言われると、「もっとすごいの見せてやるぜぇ~」となるようだ。(知らんけど)
とにかく、悪い言葉ではない。
ときどき「すごいね!」と驚いてみよう。
特に、師長や主任看護師が「みんなすごいよね!」と言うと良い。
芽を出してメキメキ実力がついてくる若者が現れるかもしれない。
楽しみだ。