師長ブログ

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

スマホで勉強しようとする新人看護師

2021年5月6日

皆さんの職場には新人看護師は入職してきただろうか?

その新人看護師はどのように勉強しているだろうか?

 

私は毎年新人看護師に「どうやって勉強していますか?」と問う。

10年ほど前まで

「○○先生が書いた本を買いました」

「循環器の本を買おうと思っています」

「エキスパートナースを定期購読しています」

など・・・・

勉強といえば「本」であった。

 

 

しかし、最近は「ネットで調べて勉強しています」という人が増えた。

 

私は過去に「ネットだけ」で勉強しようとした新人看護師を知っている。

男性看護師だったのだが、彼は1年後、殆ど知識をものにできていなかった。

 

 

 

最近「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)を読んだ。

スマートフォンは平均で1日4時間使われ、若者の2割は7時間も使うそうだ。

さまざまな研究でスマホを使うことで、睡眠障害・うつ・記憶力や集中力の低下、学力の低下、依存・・が報告されている。

SNSでつながりやすくなってい筈なのに、孤独を感じている人たちが増えている。

 

本を読んでいくと、たしかに・・・と自分自身が自覚している徴候もあり、恐ろしさを感じた次第である。

 

私たちは多くの時間をスマートフォンに奪われているのだ。

 

スマホに依存した人たちは「集中力」が無くなる。
薄い1冊の本にも集中できず、気がつけばスマホを手にしている。
スマホの通知が鳴ればすぐに反応して画面を開く。

スマホは便利であるが、同時に自分たちの人生の時間を奪われていることも自覚しておいたほうが良い。

 

 

スマホで勉強はやらないほうが良い。
というか、やってはいけない。

スマホやパソコン画面の情報は頭の中にあまり残らない。

私自身も、気になったことを調べても、しばらくすれば殆ど覚えていない事がある。

 

記憶力の良し悪しに関わらず、知識を身に着けたいなら、本を読み、手を動かして覚えるべきである。

 

 

私たちの脳は現代社会に適応しきれていない。

スマホのせいで、ヤル気も記憶も低下しているかもしれない。

私たちの脳は身体を動かし、睡眠を取り、他者との関わりを持って、はじめて正常に機能する。
一日中座って、画面を見て、誰とも話さないような生活は脳の機能を正常化できず、うつ状態を引き起こす。

 

スマホに脳をハッキングされないような生活を送りたいものだ。

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