MENU

裏紙印刷はするな

昔は「もったいないから」とやたら「裏紙印刷」をやっていたが、最近は「禁止事項」になっている。

理由は「プリンターの故障につながる」という事である。

専門家ではないが、専門家が言っているので、従うしかない。

 

1年半ほど前から「裏紙は使ってはいけない」と知って、スタッフにも「一度印刷された用紙の裏紙を再度印刷しないように」指導してきた。

 

すると、半年くらい前に、病院の中の伝達で「裏紙印刷はしないで下さい」「印刷する時は新品の紙を使用して下さい」と伝達が降りてきた。

自部署は一足早く取り組んでいたので、私の病棟ではすでに「当たり前」のルールとして運用されている。

 

半年くらい前に伝達された「裏紙禁止」条例であるが、昨日、他の部署の師長と電話で話している時に「もったいないから裏紙使ってる」とサラッと言われた。

 

半年前の伝達は何だったのか?と耳を疑った。

 

「情報伝達の難しさ」と、「知識が無いための悲劇」を同時に感じた次第である。

 

くだんの師長は「え?そんな伝達あった?」「でも勿体なくない?」と、お得意の「でも」で反論してくる。

 

数十万のレーザープリンターが故障したときのほうが「勿体ない」という発想には至らないのだろうか?

歳を取れば取るほど、「自分のモノサシ」で判断しがちである。

「今まで上手くいった」という経験は、時に新しい情報を入れにくくする。

 

「雑学」は積極的に取り入れていかなければならない。

色々と話していると、どうやらその部署の師長だけではないらしい。

 

「スタッフが自分で情報を拾いに行かない」と文句を言っているヒマがあったら、自分の顔でも鏡で見たらよかろう。
スタッフができていないという事は、師長(管理者)もできていないと自覚すべきである。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【めで師長】
ある総合病院で看護師長をやっています。
看護師経験は20年以上で、精神科・ICU・内科病棟の経験があります。

Twitterで書ききれない内容をブログの中で好き勝手書いています。
このブログが誰かのお役に立てれば幸いです。

※ブログの更新は不定期です。

目次