先日、休日の過ごし方についてTwitterでつぶやいた。
看護師の仕事は忙しく、昼休みも15分程度しか取れません。
常に「急ぐ」が身に染み付いてしまっています。
なので、休日は「ゆっくり」を意識して過ごすようにしています。
コーヒーは「豆」を手で挽いて、時間をかけて淹れます。
ゆっくりを楽しむことで、また明日から仕事を頑張ろうと思えます。— めで師長@看護師ごときが勝手な事言います (@mede20201) December 27, 2020
意外にも反響が大きく、驚いたのだが、
看護師は休日を『意識して』ゆっくり過ごしたほうが良いと思う。
私は最近、コーヒーは「豆」を買って、手で挽く。
仕事の日は「ペットボトル」や「缶コーヒー」「インスタントコーヒー」で済ませるのだが、休日はコーヒーの香りを楽しみながら飲む。
お酒も土日はゆっくり楽しむ。
平日は飲まないが、土日はゆっくり飲む。
若い時のように、「一気」には飲まない。
今、ウイスキーにハマっているのだが、
ウイスキーをお湯で割り、時間をかけてチビチビ飲む。
香りを楽しむようにしている。
食事もできるだけ外食はしない。
少し時間をかけて作ったものを食べる。
量は少なく、良質なものを食べるように気をつけている。
土日は運動(ランニング)もする。
スピードを飛ばして走るのではなく、ゆっくりと走る。
体力づくりだけでなく、四季の温度や匂いを感じて走る。
こうした「ゆっくり」した行為を意識的に行うことで視野が広がる。
高速道路と同じで、スピードが上がれば、視野が狭まる。
スピードを落とせば、色んなものが見えてくる。
「生きている」というのは、こうした行為を感じる事だと最近は思う。
若い頃は、仕事の日も休日もバタバタしていた。
常に「時間がない」と思っていた。
お金も無かったし、時間も無かった。
あったのは「勢い」と「体力」だけ。
『効率』を追求して、色んな経験をしたいと焦っていた。
しかし結局、何もなし得なかった。
そんなものなのだ。
勢いや思いつきでは長続きせず、結局何もなし得ない。
地にシッカリと足をつけて、慌てず一歩一歩進むしかないのだ。
ゆっくりお風呂に入り、ゆっくり休んで、スマホからの情報は最低限にしておこう。
日々「生きている」という感覚を感じよう。
一つ一つを『丁寧に』過ごせば、色んなものが積み重なってくる。
最後は『良い大人』になれるハズである。