組織で生きる

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

組織で生きるということ

2020年8月13日

先日、病棟で外部の業者(洗濯業者)とトラブルが発生した。

Aさん(認知症あり)という患者さんが入院し、家族が遠方なため、「洗濯サービス」を申し込んだ。

「洗濯サービス」とは、1ネット550円で入院中に出た「洗濯物」を洗濯して乾かしてくれるサービスで、身寄りのない人や家族が遠方の人が使うサービスである。

当日の担当ナース(Bさん)が業者に「申込み」の電話を入れた。

しばらくして、「入院期間が短いので、洗濯サービスは要らないよね」という話になった。

担当したナース(Bさん)が業者に「キャンセル」の電話連絡を入れた。

 

ここで、一旦整理しておく。

 

洗濯サービスに「電話で申し込み」「電話でキャンセルした」ので、申し込んでいない事になっている。(ハズである)

 

しかし翌日、ベッドサイドに洗濯業者が「洗濯物」を回収に来た。
担当していたナース(Cさん)が業者に洗濯物を渡し、患者さんの預かり金から550円支払ってしまった。

Cナースの言い分は「洗濯業者がAさんの洗濯物を回収に来ました」と言われたので、洗濯サービスが申し込まれていると思い、洗濯物を渡したとの事である。

 

その翌日に間違えに気づき、業者に「申し込んでいない人の洗濯物を渡した」と電話連絡を入れたが、すでに洗濯物業者に回収されており、洗濯に回ってしまっていた。

 

報告を受けた時から管理者の出番である。

  • キャンセルの電話連絡を入れていたのに、業者側で伝達が上手くいっていなかった。
  • 申込書(書類)を提出していないのに、洗濯物を回収に来た
  • 550円のお金が発生しており、困っている

と電話で業者に電話を入れたが、「洗濯に回ってしまったので、返金はできない」とのことであった。

更に、「洗った洗濯物」は患者が退院する翌日にしか上がってこないとの事であった。

「お金の発生」と、「退院時に洗濯物が返却できない」が同時に起こっていた。

 

何とか病棟側で対処するしかないと諦めながら、看護部長へ報告した。

すると「私が話してみる」との事で、同じ内容を業者に話してくれた。

すると、最終的に「550円の返金(今回の洗濯代は無料)」「退院日までに洗濯物は返却する」ということで話がまとまった。

 

同じ内容を話しても、「誰が言うか」で結果は変わってくる。

組織というのは「何を言うか」かではなく、「誰が言うか」が優先されることは肝に銘じておくべきである。

もし、自分の立場(役職)が高くないなら、上司を動かして「言ってもらう」ように動かす必要がある。

日頃から上司と上手く付き合っておけば、トラブルが発生したときに動いてもらえる。

別に上司におべっかを使う必要はないが、上司から信用されておく必要がある。
「組織で生きる」というのは、そういう事である。

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