看護師の仕事場は散らかる
病棟内はすぐに散らかる。
40人以上もいれば、あっという間に「モノの位置」が変わる。
[voice icon=”https://mede.kangonote.com/wp-content/uploads/2020/06/名称未設定のデザイン-13.png” name=”アッコ” type=”l”]あれ、どこ置いたっけ?[/voice]
[voice icon=”https://mede.kangonote.com/wp-content/uploads/2020/06/名称未設定のデザイン-3.png” name=”ようこ” type=”l”]確かあったよね?[/voice]
[voice icon=”https://mede.kangonote.com/wp-content/uploads/2020/06/名称未設定のデザイン-11.png” name=”けいこ” type=”l”]昨日まであったけどなぁ~[/voice]
なんて会話は日常茶飯事。
整理整頓の「張り紙」は意味がない
組織ではよく「5S」とか「整理整頓」とか言われる。
アホな病棟は「整理整頓」という張り紙を壁に貼ったり、
テプラで「整理整頓!」などビックリマークをつけて貼っている。
自分が「汚している」という事に気づいていない確信犯だ。
その貼り紙こそ「汚している」とは思わないのか?
特にテプラなどは剥がした後の「跡」が大変なのに。。。
そして、たいていそういう行動をする人の机や部屋は汚い。
「整理」と「整頓」の違いも知らない人たちに「整理整頓」と書けばきれいになると思っているのだろうか?
だとすればメデタイことだ。
「整理整頓」という貼り紙はやってはいけない
これは断言できるが、「整理整頓」と張り紙をしても絶対にキレイにはならない。
整理:「いるもの」と「いらないもの」を分ける。要らないものは捨てる
整頓:置き場所を決める
「誰かが決めるだろう」ではなく、
誰かが決めないとダメ。
決めたら「情報共有」する。
私は病棟にある貼り紙は1ヶ月で剥がす。
誰が貼ったかわからないものはすぐに捨てる。
何も貼っていないほうがキレイなのだ。
(もちろん、社是は別だ)
使っていないものはドンドン捨てる
モノを少なくする事で、色んな煩わしさが無くなる。
小さいことだが、「点注台」1本でも使えなくなればすぐに捨てる。
「椅子」も悪くなればすぐに捨てる。
これにより、スタッフが動きやすくなる。
時々、「すぐに捨てるのはもったいない」という管理者もいるが、
「使っていないモノ」を保持しておくことのコストを考えていない。
毎回、たくさんの人達が「ジャマ」と感じながら、ストレスを感じる。
要らないものにツマヅイて怪我をするかもしれない。
モノは持っておくだけで「コスト」になるのだ。
だから、自分が「使うもの」「使っているもの」だけを残す。
使わないものはすぐに手放す。
頂いた食べ物はすぐに食べる。
消費して、次のものにつなげることが大事。
時々、「洋服を買ったが、いつか着る」という人がいるが、気がつけば「1回しか着ていない」という服が増える。
このタイプは『時間』も『お金』もムダにしている事に気づいていない。
『洋服を選んでいる時間』もコストの一部なのだ。
必要ないものに時間をかけて、お金を払って、保存する。
洋服も買ったら、翌日には着るのがいい。
そして、新しいものを買ったら古いものは捨てる。
なかなか難しいが、頭と心は常にクリアにしておきたい。
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