師長ブログ めでろぐ

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

『当たり前』なんてない

 

先日、部署異動(ローテーション)を言われた後に突然辞めたスタッフがいる。

 

異動を言い渡した翌日、勤務日なのに出て来なかった。

電話をかけたが通じない。。。

 

1時間ほどかけ続けたが、電話には出なかった。

 

最近はLINEもあるので、LINEでメッセージを入れた。

 

「これを見たら電話をください」という文章を入れておいた。

 

1時間ほどすると、彼女からLINEで返事が来た。

 

 

「部署異動になるなら、即辞めたいと思います」

という内容だった。

 

 

私の世代からすると、
「なんて非常識な」
「社会人としての自覚が無い」

と思う。

ましてや「電話」ではなく「LINE」で返事である。

 

その日の勤務調整(患者受け持ち)は他のスタッフに振り分けないといけないし、夜勤のシフトも全て組み直しになる。

 

社会人になって「一人が休む」という影響の大きさを想像できないのだろう。

 

 

「できるだけ周りに迷惑をかけない」という事が「常識」と思っている私には理解できない。

 

 

部長室に報告し、看護部長との面談となった。

 

彼女は普段から仕事ができるタイプではない。
過去に何度か遅刻もしている。

 

看護部長はこの機会に辞めてもらう意向である。

 

「止めなくてよい」と言われた。

 

今回感じたのは、「自分の当たり前は他人の当たり前では無い」という事。

 

彼女は突然「その日に辞める」という事で、どれだけの人に迷惑をかけているか、想像できないのかもしれないが、そういう人は世の中にたくさんいる・・・という事も事実である。

 

つい自分のパラダイムで物事を見ようとしてしまうが、病院との契約を無視して、「即日辞職でも良い」と思う人もいるのだ。

 

私の考えは、「辞めるなら就業規定に沿って、2週間前までには伝える」
「当日に休むのなら、電話で連絡を入れる」
というのが「当たり前」だと思っている。

 

しかし、そう思わない人もいるのは事実である。

 

批判したくなるが、批判したところで何も生まない。

こちらの考え方を変えるしか無い。

 

 

辛い一日だったが、良い勉強になった。

基本的に、そういうタイプの人は、「自分の気に入らない事」を受け入れられないのだろう。

 

今回引き止められたとしても、同じことを繰り返すだろう。

「辞める」と言ったタイミングで辞めてもらった方が、お互いの為にも良いのかもしれない。

 

長い目で見て、引き留めて良いことはないと判断した。

 

相手を理解することは本当に難しいものだ。

私も師長として未熟であるという事を痛感した一日であった。

 

といわけで、数年ぶりにスタッフとして夜勤に入った次第である。

 

スタッフの夜勤の苦労も感じることができたし、私自身も「まだ現場で動ける」という事が確認できた。

 

悪いことばかりではない。

 

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