ルック バスタブクレンジングという製品を信用できない
「風呂掃除がコスらなくて良い」
一時期話題になり、かなり「売れた」と言われている「ルック バスタブクレンジング」という製品。
細かい仕組みはよくわからないが、『無力化洗浄』というモノらしい。
汚れをこびりつかせる原因は水道水中のカルシウムでした。カルシウムを除去し、こびりつく力を無力化。60秒待ち、汚れをふやかし浮かせるから、シャワーの水圧だけで汚れが流し剥がせるようになります。こすらず洗える新洗浄メカニズムです。
カルシウムを流しやすくする仕組みということ。
個人的には「こすらない」という掃除はムリ。
じゃあ使うなよ・・・
という話だが。。。
家人が買ってくるので使っている。
車を洗ったことがあるだろうか?
車の洗浄は「水圧」では落ちない。
「高圧洗浄(強い圧の水)」でも汚れは落ちにくい。
泡を乗せて洗っても落ちない。
結局、「こする」という過程がないと落ちないのだ。
なので、私は必ず「こすって」掃除する。
ルック バスタブクレンジングのサイトを見たことがあるだろうか?
「広範囲にかけて」は「たっぷり使って欲しい」という意図が見える。
コレにより消費の「回転」が上がる。
私は物事を疑って見る癖があるので、「そんなにたくさん必要?」と思ってしまう。
しかし、消費者のニーズを「的確に」捉えた製品だと思う。
敵ながらあっぱれ(←いつから『敵』になった?)
みんな「掃除をしたくない」という思いがある。
でも、「掃除をやったほうが、清潔だし、良いこと」と思っている。
そこで、「楽に掃除ができますよ」「かけて流すだけ」ほら・・・
と餌を撒く。
人は製品を「感情」で買う。
という事を理解している人が作ったんだろうな・・・と思う。
「こんなに落ちます!」
「こんなに綺麗になります!」
「まるで新品の輝き!」
よりも、
「楽ですよ」
の方が売れるのだ。