総裁選の結果から感じたこと
先日、岸田文雄さんが総裁選で勝利し、総理大臣が変わるというニュースが流れていた。
街で歩いている人のインタビュー動画の中で、
「河野さんに期待していた。河野さん以外の人がなるなら、誰がなっても同じ」
「コロナを早く収束させて、元の生活に戻して欲しい」
と男性がそれぞれ1名ずつコメントしていた。
その後、岸田さんの「みんなで変えていきましょう」という趣旨の言葉が流れた。
「総理大臣なんて誰がなっても同じ」という人もいる。
個人的には同意できる。
私のようなド素人の意見で申し訳ないが、
近年の政治家は、マスコミやSNSの反応を見ながら、「批判を最小限にする落としどころ」を探しているように見える。
「こんな風に日本を変えたい」
「誰が何と言おうと、私はこれを実践する」
という強い意思は感じない。
これなら誰が総理大臣になっても同じである。
私は岸田さんの「みんなで変えていきましょう」は、ある意味 的を得た一言であると思った。
誰にでも言える簡単な言葉であるが、物事は1人では変えられない。
そして、インタビューに答えた人たちのように「誰かに変えてもらう」という考えではダメなのだ。
「自分たちが変える」
「自分たちが変わる」
という「自分ごと」にしていかないと何も変わらない。
ミスチルの曲から感じること
私の好きなミスチルの曲に「Worlds end」という曲がある。
この歌詞の中に
「飲み込んで吐き出すだけの 単純作業繰り返す
自動販売機みたいに この街にボーッと突っ立って
そこにあることで誰かが特別喜ぶでもない」
という歌詞がある。
この曲は最後は「君の足元を照らす」とポジティブな表現で締めているが、私はこの曲を聞いて「ボーッと突っ立って待っているだけではダメ」だと鼓舞される。
誰か任せにならないように注意しないと何も変わらない。
自分のために、誰かのために、何かできないかを考えて行動してみよう!
自分が変われば世界が変わるハズである。