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知識と生産性

2020年12月16日

知識を得るだけでは生産性は上がらない

『知識』は大事であるが、『知識だけ』ではダメだ。

何でもそうだ。

「知っている」と「できる」は違う。

 

SNSなどで「認定看護師や専門看護師がマウンティングを取ってきて嫌い」という文を目にしたことがあるが、「マウンティング」と同時に、「あなた出来るの?」という疑問があるから拒絶したくなるのだろう。

 

『知識の量』だけで乗り切ろうとしても難しいのだ。

 

私が大好きな山口周さんも以下のように述べている。
(たびたび山口周さんの本を引用して申し訳ない)

知的生産性というのは「思考の技術」そのものよりも、「情報をどう集めるか」とか「集めた情報をどう処理するか」といった「行動の技術」、いわゆる「心得」 によってこそ大きく左右されます。

知的生産性というのは「思考の技術」そのものよりも、「情報をどう集めるか」とか「集めた情報をどう処理するか」といった「行動の技術」、いわゆる「心得」 によってこそ大きく左右されます。

 

  • どこを目指しているのか。
  • 何を達成しようとしているのか。
  • そのための情報収集はできているのか。
  • 行動できるのか。

など、知識以外の部分が無いと上手くいかない。

 

「ちょっと」勉強ができる人間はここを勘違いする傾向にある。

本当に賢い人は、やってみて(行動して)修正する。

 

私は師長になって、マネジメントに関する本を10冊以上読んだ。

おかげで色んな知識を得ることができた。

しかし、これだけでは全く上手くいかなかった。

 

外部から優秀な人を集めようとしたこともある。

新人を鍛え上げようと考えたこともある。

 

しかしこれでは上手くいかない。

 

1人の力を上げても、生産性は上がらないのだ。

 

組織は1人ではない。
『集団』なのだ。

 

1人を10ポイント上げる方法ではダメだ。
10人を1ポイントずつ上げないといけないのだ。

 

それなりに時間がかかる。
効果はすぐに出ない。
時々「修正」が必要になる。

 

認定看護師や専門看護師が上手く働かない組織は、その部分がわかっていない。

「知識のある人」の人数を増やしたところで解決しない。

 

認定看護師や専門看護師は『知識』はあっても、マネジメント手法を知らない。
自分の知っていることを「教えてあげる」ではダメなのだ。

一緒に実践して「問題を解決する」という事象に関わっていかなければならない。

 

まずはじめに必要なのは、スタッフからの『信頼』である。

『信頼』が得られていない状態では、何も機能しない。

 

7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)で言う所の、「信用残高」が無いとダメなのだ。

『7つの習慣』は師長は何度も読むべきである。
(私は15回読んだ。読むたびに新しい発見がある。)

 

知識があるからと言って、調子に乗るものではない。

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