スタッフと話していると、「A病棟で看護師が5人辞めるらしいですよ」
「B病棟は3人辞めるそうです」と言っていた。
人の少ない冬の時期に辞める事が話題になっているようだ。
全国的には看護師のニュースが広がっている。
看護師の『薄給』も話題になり、「業務と給与のバランスが悪い」と言っている人もいる。
命に関わる大変な業務を行いながら、この給料は安い・・・というわけだ。
一理あるが、そんなに「悪い」と思うなら辞めればいいのに・・・と思う。
ワイドショーなどで看護師でもない人が言っているが、周囲が云々言うことではない。
看護師に「共感」することで、自分のイメージを上げようとしているようにも見える。
私は看護師である。
もちろん、給料がもう少しもらえるなら嬉しい。
ただ、お金はどうにでもなると思っている。
貧乏でも「取り組めること」があるのは喜びである。
最悪の場合、副業でもすればよい。
仕事をやっている中で、辛くなることもある。
でも、それ以上に「やりがい」を感じているから看護師を続けている。
ベタな言葉になるが、看護師にしかできない事があると思っている。
そこに希望を持っているから続けられる。
おそらく私は、他の仕事はすぐに飽きる。
冒頭に話した「A病棟」「B病棟」のスタッフは何らかの理由があって辞めるのだろう。
- 給料が安い
- 人間関係が悪い
- 他にやりたいことがある
- 結婚する
- 引っ越す
- 新しい勉強を始めたい
- 看護師を辞めたい
など、人によって理由は様々だろう。
私は「辞める」という決断を自分で決めたのなら素晴らしいと思う。
昔の日本では「継続」が美学とされていたが、今の時代は「変化」である。
職場を変えて、自分が変われるなら良いことではないか。
何が言いたいのか良くわからなくなってきたが、
要は「やるなら本気でやれ」「やらないと決めたなら辞めてしまえ」ということ。
『中途半端』が一番見苦しい。