「エレベーターの待ち時間が長い」と感じたことはないだろうか?
私は常に思っている。
元々待つことが嫌いなので、4階までは階段を使う。
エレベーター待ちの人が多い時は6階まで階段を使って上がることもある。
息が切れるが、運動になってちょうどよい。
手術搬入や検査だしではベッドがあるので、階段というわけには行かないが、とにかくこのエレベーターの待ち時間にイライラさせられる。
エレベーターの待ち時間の問題は世界中で問題となっており、私と同じようにイライラしている人はごまんといる。
解決策として、「エレベーターを増設する」「最新式の高速エレベーターにする」などが挙がるが、どちらも簡単ではない。
膨大なコストとエレベーターを設置するスペースの問題もある。
(人間を載せる場合、安全基準があるので、どこでも設置できるわけではない)
有名な話であるが、このエレベーターの待ち時間問題を解決したケースがある。
ご存じだろうか?
トッパー!(THE突破ファイルのマネ)
答えは、『エレベーターの前に大きな鏡を設置した』である。
エレベーターの前に鏡を設置することで、ほとんどの人が鏡をのぞき込み、服装や表情、化粧の状態をチェックするようになり、待ち時間を長いと感じなくなったそうだ。
同じ時間でも、「長い」と感じるか「短い」と感じるかは感情の問題である。
問題を変換して、解決した例である。
しかし、私は納得していない(やっぱり長いものは長い!)が、物事の見方を変えることで、問題を解決することもある・・・ということは参考になる。
状態を変えずに、問題を解決できることがどこかに隠れているかもしれない。
今日はこれをヒントに問題解決方法を探してみよう。