病院張り紙

勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

だから「張り紙」は剥がしなさい

2021年4月9日

 

過去にも何度か「張り紙」について書いた。

 

他の病棟に異動して、一番に目に付くのが「張り紙」である。

 

  • 壁に貼られた勉強会の張り紙
  • 「整理整頓」と書かれた無駄な張り紙
  • 誰かのメールが印刷された張り紙
  • 数ヶ月前の褥瘡発生データの張り紙
  • 端が破れた「面会禁止」の張り紙

全て「無駄」である。

無駄だと気づいていない点がまたややこしい。

 

私たちは情報を1つずつしか取り入れられない。
脳は「必要な情報」と「無駄な情報」を判断して取り入れている。

 

たくさんの情報の中から必要な情報を探そうとする時、情報が多いと無駄な時間が発生する。

 

ゴチャゴチャした張り紙のおかげで殺風景になる。
それだけで「散らかっている」「ゴチャゴチャしている」という印象を受ける。

 

一度全て剥がして、必要なものだけ作り直した方が良い。

 

患者さん家族へ向けた張り紙(面会制限のお願いなど)は長期的に貼っておかなければならない場合もある。

この場合は必ず「ラミネート加工」するか「上質の紙」に印刷する。

 

「普通のコピー用紙」に印刷するのはいただけない。
数日で色あせ、破れたりするのは目に見えている。

 

 

このブログで何度も言っているが、一番不要な張り紙は「整理整頓」と書かれた張り紙である。

「整理整頓」という張り紙を貼っている時点で、「整理整頓」を理解していない証拠である。

 

「整理整頓」と掲示したり、叫んだりしたところで、絶対に整理整頓は達成できないのだ。

企業では「5S」という言われ方をする。

整理
整頓
清掃
清潔
しつけ

である。

 

「5S」は継続的に行われるものであり、年に数回行われる「大掃除」とは違う。

毎日行うものである。

 

そこに「何があるのか」
そして、そこに「何が無いのか」がわからないといけない。

 

病棟に置いてある「ペン立て」や「引き出しの中」を見ると、整理整頓が徹底されているかどうかがわかる。

 

ペン立てがカリフラワーのように、入りきれないほどのペンが入っている場合

引き出しの中が物でパンパンになっている場合

 

これらは整理整頓ができていない証拠である。

 

 

引き出しの中には、ボールペン1本、マジック1本、ハサミ1本、ステープラ1個、鉛筆1本、消しゴム1個 あれば十分である。

私が使っている机の引き出しの中は、これに加え「朱肉」と「付箋紙」しか入れていない。

なので、そこに何があるのか何が無くなっているのか、すぐにわかる。

 

整理整頓を徹底するのは管理者の仕事である。
できない管理者ほど「机の上がゴチャゴチャ」している。

 

スタッフは気づいているが、誰も指摘はしない。

「うちの師長(管理者)は周囲の指摘を受け入れることができない人間だ」とスタッフは知っている。

スタッフの方が「賢い」のだ。

 

管理者はまず自分自身の整理整頓を見直してはどうか。
そこから病棟の改革は始まる。

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