何が正しくて、何が間違いなのか?
年々歳を取る。
私は気がつけば40代半ばを過ぎた。
日々、いろんな事に追われ、「忙しい」。
時々方向を見失いそうになる事がある。
1年以上ブログを書いているが、「これで正しいのだろうか?」「読む人の役に立てているのだろうか?」と不安に駆られるときもある。
人間は色んな人がいて、いろんな意見がある。
だから、「正しい」とか「間違い」と考えるのはナンセンスなのかもしれない。
それでもどこかで「正しさ」を求めようとしてしまう。
読者の皆さんもこんな風に考えてしまうことはないだろうか?
今は強みを活かす時代
近年は「強みを活かす時代」と言われる。
私の幼少時代は「弱みを克服する」時代だったと思う。
誰からも遅れずに、人と同じことができるようになりなさい・・・
他人と同じことができないことは恥ずかしいことだ。
そう育てられた。
勉強も運動も人並みにできないとバカにされる。
バカにされたくないから一生懸命ついていこうと頑張る。
その中で特に秀でた人がヒーローであり、ヒロインである。
一つのことで秀でる
「超」勉強力 という本の中で、山口真由さんが「自分は一つのことしかできなかった」
「他人と同じ事はできなかった」と書かれてあった。
彼女は世間から「天才」と言われている人物であるが、そんな人でもコンプレックスはあったようだ。
彼女はとにかく一つのことに「集中」した。
自分は他人より時間がかかると気づいたから、段取り力を高めて努力した。
とにかくスキマ時間をすべて勉強する時間に当てたらしい。
そこでわたしは、学校や家での勉強時間はもちろんのこと、通学にかける約1時間半のあいだも必ず参考書を開き、苦手にしていた数学の問題をひたすら解き続けました。
たとえ満員電車でも立ちながら問題を解き続け、それ こそ家では歯磨きをしながらでも 勉強しました。
「なぜそこまで勉強できるの?」と驚かれるのですが、きっとわたしは「前へ進んでいる」という感覚が好きだったのです。
と書かれている。
一つのことに集中すれば「前に進んでいる」という感覚はある。
「前に進んでいる」という感覚がない人は「一つのことに集中していない」ということであろう。「迷う」という事は、段取りが悪いということである。
迷っている暇がないくらい、自分で決めて前に進もう。
そうすればきっと「楽しく」なる。
迷っている自分の戒めになった。