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『マヌケ』にならない

師長ブログ

皆さんは『ボーっとできる時間』を作っているだろうか?

何もせずボーっとしなくてもよい。

例えば私なら、

  • 掃除機をかけているとき
  • 食器を洗っているとき
  • ぼんやりウイスキーを嗜んでいるとき

などがそれに該当する。

あまり考えることなく(と言っても、考えてしまうのだが)一人の世界に入れる(熱中できる)時間は、人生においてとても大事である。

 

 

少し前に「マインドフルネス(瞑想)」というものが流行した。

自分の呼吸や体の傾きに意識を集中するというあれである。
Wikipediaでは「心を静めて無心になること」と書かれてある。

これを行うことにより、人生の質が上がると言われていた。

 

 

実はこれらは、人生の時間の『間(マ)』である。

 

文章に句読点のように、「間」が無いと魅力が半減する。

ギッシリ詰め込んだ仕事には必ずミスが出る。
時々「休憩(間)」を入れないといけない。

 

プレゼンが上手な人は、一気にしゃべることは無い。
必ず「間(沈黙)」を入れて、聴衆の耳を傾かせる。

 

 

仏教では間がないことを「間ぬけ(マヌケ)」と言うそうだ。

 

マヌケと聞くと「おろかなこと」と辞書には書かれてあるが、
間が無いことは「おろかなこと」なのかもしれない。

 

バタバタした一日を過ごした日は、少しぼんやりする時間を作ってみよう。

頭が整理され、そこから新しい何かが生まれるかもしれない。

 

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この記事を書いた人

【めで師長】
ある総合病院で看護師長をやっています。
看護師経験は20年以上で、精神科・ICU・内科病棟の経験があります。

Twitterで書ききれない内容をブログの中で好き勝手書いています。
このブログが誰かのお役に立てれば幸いです。

※ブログの更新は不定期です。

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