社会人の勉強
皆さんは日々勉強を実践できているだろうか?
私は社会人になった途端、全く勉強しなくなった。
仕事が終わった後はヘトヘトで、やる気がおきず取り組めなかった。
休みの日は頭の片隅に「勉強しなきゃ」と思っていても、
目の前にある「楽しいこと」に目が行き、取り組めなかった。
「勉強はきついもの」「苦しいもの」「嫌なもの」という概念があり、取り組むまでに壁があった。
社会人の勉強は学生の勉強よりも自己管理が難しい。
ICUに配属になり、『勉強をやらなけばついていけない状況』になり、
初めて真剣に勉強に取り組むようになった。
その後は勉強を行うことが「当たり前」になり、
ほぼ毎日何らかの勉強を行うようになった。
今では本を読まない日はない。
習慣になれば、大きな負担ではなくなる。
看護師の勉強方法
スタッフの面接を行った時、約半分のスタッフから
「勉強はどのようにやっていますか?」と質問された。
私が勉強の方法を聞かれた時、説明する内容は主に3つある
- エビングハウスの忘却曲線
- ラーニングピラミッド
- 15分法(私が勝手に名付けた)
エビングハウスの忘却曲線
※画像は他のサイトからお借りしてきた。
有名な話なので、知っている人も多いかもしれない。
人間は知った内容の約75%を翌日には忘れている・・・という研究結果である。
人間は忘れる動物であり、「小さな繰り返し」をやらないと身に付かない。
長時間勉強しても覚えられないのはそのためである。
ラーニングピラミッド
※画像は他のサイトからお借りしてきた
「講義は5%」
「読書は10%」
程度しか身につかない。
身につくのは
「他の人に教える(90%)」
「自ら体験する(75%)」
「討論する(50%)」
である。
自分で学んだことを人に教えるのはオススメ。
SNSなどで発信するのもオススメ。
15分法(私が勝手に名付けた)
私が勝手に名付けた方法。
人間の集中力は15分程度。
集中力が無くなったら休むこと。
長く続けても苦しいだけである。
苦しい方法は続かない。
他には、あなたは「耳から覚えるか」「目から覚えるか」を知っておいたほうが良い。
私は『耳』よりも『目』から入った情報の方が頭に残る。
「耳」が強い人は、他人と話したり、聞く学習が向いている
「目」が強い人は、本を読んだり、メモをとる方が良い
私の勉強方法
私は勉強法の工夫として、『薄くて小さなノート』に内容を書くようにしている。
ノートは「繰り返し読み返すもの」である。
そうしないと、あっという間に忘れてしまう。
基本的に、勉強した内容は『3日間』は毎日読み返す。
綺麗にまとめる必要はない。
本を読みながら、メモをする。
図を書く。キーワードを書く。
ノートは常に持ち運べるように「薄くて軽いやつ」が良い。
モレスキンのような分厚い高級ノートは持ち運ばなくなる。
デジタルでまとめても、後で見ない。
「キレイにまとまった」と精神的に満足するだけである。
他人のためにまとめるのは「デジタル」が向いている。
共有も便利である。
しかし、勉強に使うには、時間を使う割に効果は薄い。
苦しんで勉強する必要はない。
ちょっとした「スキマ時間」や「歩きながら」でもノートは見返せる。
この習慣が身につけば、自分の成長にワクワクするようになる。
『ワクワク』が発生すれば楽しくなって更に伸びる。
何でも出来るような気持ちになるハズである。
はじめから「キッチリ」やらない事が大切である。
ちなみに、受験生や学生の勉強法はまた少し違う。
以上の方法が使えないことはないが、取り組み方は変わってくる。
(いつか機会があったら記事にしたいと思う)
方法を変えないと良い結果は得られない。
さぁ、皆で勉強を楽しもう♪