社会に出てから色んな『問題』にぶち当たる。
今まで経験したことのない状況に追い込まれる。
敵は誰なのか?
もしかしたら自分自身かもしれない・・・という状況も多々ある。
私たちは学生の頃から「正解」を探してきた。
1+1は2だし、4+4は8
ニニンガシ、ニサンガロクである。
「正解が何なのか」を探す『脳』になっている。
しかしこの考え方は、社会に出ると足を引っ張ることがある。
「正解はない」というのが正解だったりすることもある。
「わからない」というのが正解だったりする場合もある。
事象は一つでも、見方によって正解が変わる。
私たちは「正解」を探そうとしてはいけない。
探さないといけないのは「解決方法」である。
正解を探そうとする人は「他人の意見」を検索する。
インターネット時代において、特に「正解」と思われる「解」は探しやすくなった。
しかし「解決」に至るかどうかは、自分で考えて、行動しないといけない。
インターネットの「解」はヒントになるかもしれないが、それだけでは問題は解決しない。
Twitter上には他人とのイザコザや考え方の違いが溢れている。
「怒り」が強いTweetを目にすると、嫌な気分になる。
しかし、同時に「解決方法を探せずにもがいている」ようにも見える。
感情が入り込むとややこしくなる。
人間はこうして「ややこしい時間」を昔から過ごしてきた。
悩みのほとんどは「人間関係」と言われるが、的を得ている。
人間関係には「正解」がない。
ただ、人間関係から発生する『問題』は『解決』できる。
これを知っていないと、「上手くいかない」と感情的になる。
感情が入るとややこしくなって、解決にたどり着くまでに時間がかかる。
解決に至らない場合もある。
「正解」を探しにいってはいけない。
「解決方法」を考えないといけない。
時間はかかるかもしれないが、冷静に深く考えれば、必ずうまくいく。