社会人になると、他人と『比較』される。
以前も記事にしたかもしれないが、『人間は「比較する動物」である』
という事は頭に置いておくべきである。
良い服を買うのも
高級車に乗りたいと思うのも
大きな家に住みたいと思うのも
『他人と比較する』ことが前提にある。
他人と比較するなんてナンセンス・・・
と言いたいところだが、人間とは比較する動物である事は研究結果からも出ている。
比較は避けられない。
必ずどこかで誰かと比較してしまうのだ。
新入社員として会社に入ると、同期との比較が始まる。
先輩は「あの人は良い」「あの人は出来が悪い」などと言う。
気にする必要はない。
それが人間という動物である。
自分自身も「あの人より私のほうが良い」と無意識に比較してしまうだろう。
ただし、「強み」は持っておくべきである。
初めから強みを持つのは難しいかもしれないが、「周囲の人に負けない何か」は持っておくと良い。
比較を上手く活用して、「あの先輩より私のほうが知っている」
「私のほうが◯◯に関しては出来る」を増やしていくのだ。
聖書の中には『狭き門より入れ』という言葉がある。
『狭き門より入れ』とは、事をなすときに簡単な方法を選ぶより困難な道を選ぶほうが、自分を鍛えるために役立つという教えである。
難しいから逃げたくなる気持ちは必ず出てくる。
しかし、困難な事を選ぶほうが自分自身を変えていける。
積み上げていけば、人とは違う力を身につけることが出来る。
強みを持つためには必要な選択である。
狭き門でも過ぎ去れば、広き門だったのではないかと感じるだろう。
そうして人間は成長していくのだ。
さあ、比較を使って自分を高めていこう。
成長した自分が未来で待っている。