看護師長は「言葉」を知っておかなければならない
皆さんは手元に『強みワード』を持っているだろうか?
特に管理者(師長や主任)の方には『言葉』を持つことをおすすめする。
突然言われても「なんの事?」と訝しく感じるかもしれないが、スタッフを褒めるときのワード(言葉)である。
最後までやり遂げようとする人には
- 責任感
- 継続力
- 粘り強さ
未知の事に取り組む力としては
- 好奇心
- 探究心
- 勇気
他人を引っ張る力は
- リーダーシップ
- 巻き込み力
- 統率力
やるべきことを実行できる力は
- 主体性
- 実行性
- 気づき力
などという「ワード」は役に立つ。
看護師も強みを活かす時代
これらは全て、スタッフの「強み」としてフィードバックできる。
Aさんは責任感が強いよね
チャレンジ精神があるよね
発信力が素晴らしいよね
発想力が人と違うよね
思慮深さをいつも感じる
傾聴力があるよね
勤勉さには頭が下がるよ
冷静さがスゴイと思う
など
『強みワード』を使ってスタッフにフィードバックできるのだ。
言われたスタッフはその言語化された『強み』を意識するようになる。
そうすれば、その力がグングン伸びる。
言葉の力を侮ってはいけない。
言葉がないと伝わらない。
言われないと気づけない事もある。
ネガティブな言葉は相手のやる気を削ぐが、ポジティブな言葉は相手のやる気を引き出す。
冒頭で「管理者(師長や主任)」という言葉を出したが、管理者が言う一言は強く伝わる。
それにより組織の生産性が高まる。
保存版〜強みワード
私は「強みワード」を一覧にして手帳に貼って持ち歩いている。
過去にある研修で頂いたものだ。
面接の時に、「この人にぴったりな強みワードは何だろう?」と考え、使うこともある。
ポジティブな言葉は集めておくと良い。
副作用として、自分自身もポジティブになれる。