看護職賠償責任保険制度というのをご存知だろうか?
知っている人も多いと思うが、意外と入っていない人も多い。
条件は
日本看護協会の会員であること
なのだが、
私たちは人間だから、いつ「ミス」をするかもしれない。
また、「言われもない」言いがかりで訴えられるかもしれない。
人間が相手の職業というのは様々なトラブルに巻き込まれやすい。
そこで保険制度の活用は勧めておきたい。
「日本看護協会が嫌い」でも、保険は入っておいたほうが良い。
『自分自身を守る』という意味で、あったほうが良い。
私たち看護師は法律については疎い。
医療の勉強は行っているが、世間的なことや法律については無知である。
こういう部分は専門家に任せておくべきだ。
時間と労力を無駄にしないためにも必要である。
ホームページには以下のように書かれてある。
1.看護職の皆さまに安心を
日本国内で看護職が行う業務によって、他人の身体や財物に損害を与えたり、人格権を侵害したため、法律上負担しなければならない損害賠償責任を補償します。また、業務中に偶然な事故により死亡、後遺障害が生じた場合や針刺し事故等によりHBV、HCV、HIVに感染された場合(HBVは感染後、発病・治療した場合)に保険金をお支払いします。
2.日本看護協会会員専用の制度
日本看護協会の会員(開業助産師を除く)だけが加入することのできる会員専用の保険制度です。3.加入しやすい掛金
日本看護協会のスケールメリットによる加入しやすい掛金です。
1年間で2,650円。4.安心のサポート体制
本保険制度へのご加入に関するお問い合わせ、看護業務上生じた医療安全にかかわるできごとについてのご相談、万一の事故後のご相談に迅速にお応えできるよう、専用のコールセンター等を設置しております。
と、一通り「きれい事」な文章が書かれている。
もし、入っていない人がいたら検討してみてはどうだろう。
自分自身が安心して働ける環境を作るのも大切ではないだろうか。