勝手に言いたいこと 仕事(医療・看護)

大卒ナース、専門卒ナース

2020年6月20日

私たちの時代は「大学卒業のナース(大卒ナース)」は珍しかったが、
10年くらい前から「大卒ナース」が増えてきた。

臨床で使えない大卒ナース

「大学卒業のナースは現場で使い物にならない」

そう言われていた時代もあった。

 

大卒ナースも専門卒ナースも実習で「実技」は履修しているのだが、
なぜか大卒ナースは「使えない」と言われる。

 

個人的にはこの見解が正しいとは思っていない。

 

専門卒が優れているわけでもないし、大卒が劣っているわけでもない。

どんぐりの背比べに過ぎない。

 

はじめは誰も「使えない」

 

では、なぜこういう現象が起きるのだろうか?

 

 

理由は2つあると思っている。

一つは「大卒へのヒガミ」

もう一つは「大卒は時間が空きすぎて、忘れてしまっている」

 

どちらも大した問題ではないし、
後者に関しては十分に現場教育でリカバーできる。

 

前者は、古株ナースの問題なので、気にしなくて良い。

「大卒で給料も良くていいわね」程度のヒガミだ。
そんなに大卒に憧れるなら、今から大学にでも行けばいい。

 

 

先日、Twitterに「専門卒は育ちが悪い」と書かれて、
批判を受けているTweetを見た。

 

専門卒=育ちが悪い は極端だろうと思う。

 

たまたま、自分の周囲の人たちが「下品」で「専門卒」だったのかもしれない。

 

看護師は人数が多いので、「下品」で「育ちが悪い」「専門卒」は一定数いる。
ただし、「上品」で「育ちがよい」「専門卒」も一定数いるのだ。

 

どこの世界でも同じだろう。

「大卒」だって「下品」で「育ちが悪い」人もいるのだし。。。

 

人間は自分の周囲だけをみて判断しがちである。
私自身もそういう面は多々ある。

 

ただ、長い間看護の世界にいると、「大卒」とか「専門卒」とかではなく、
「年代による傾向」は感じる。

 

良い年代は、何をさせても「早く」「質が高い」「態度も良い」

悪い世代は、「提出期限は守れない」「何かあればすぐに休む」
「報告が少ない」「コミュニケーションをとれない」「レポートが書けない」など・・・

 

とにかく「手がかかる」

 

不思議と、悪い年代は何をさせても「悪い」
良い年代は、自分たちで育っていく。

 

そしてこれは、大まかに2年毎にやって来る。

 

良い年代 → 悪い年代 → 良い年代 → 悪い年代

「大卒」とか「専門卒」とか関係なく、「世代」はあると思っている。

 

説明する言葉が足りなくて申し訳ないが、これから先も続くと思う。

 

教育の問題

付け加えて、教育についても書いておきたい。

 

教育は「平等」に行うべきである。
これに同意する人は多いと思う。

 

先程、「悪い世代」「良い世代」の事を書いたが、
どこを「平等」とするか・・・は頭の中で整理しておかないと失敗する。

 

「7つの習慣」という本にも書かれてあるが、

子供を育てたことのある人ならわかるかもしれない。
「その子供に合わせた教育」をやってはじめて『平等』なのだ。

 

「こちらの都合」で教育をやろうとすると上手くいかない。

 

「今まではこれで上手く行った」
「去年の新人は優秀だった」

 

と言いたくなる気持ちもわかるが、
これを言い出すと「感情論」になるので、時間を大きく損失する。

 

今年の新人に合わせた教育を行って、始めて「平等な教育」なのである。

 

バカな人に「バカ」という人がバカ

と同じ理論。

 

できない人に対して「嫌味」を言ったり「バカ」と言っても何も変わらない。

言うことでその後の「修正」に時間を使ってしまう。

 

賢い人は「優しく」「その人に合わせて」理解を促すものである。

 

今年の新人は、特に「優秀」なので、今年はゆっくりさせてもらう。

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